TSのマスターズ水泳ブログ

海外にも沢山いたんだなあ・・・ 泳力に関わらず、水泳を愛してやまない「マスターズ愛好家達」が。 そんな水泳愛好家達との国際交流、趣味の旅行やグルメなどをちょっとだけ、ブログに書いて行こうと思います。

January 2015

おはようございます。

50歳区分マスターズスイマーのTSです。

週末、千葉国際水泳場で開催された、CMC新年フェスティバル水泳競技大会、に参加してきました。

この競技大会は、マスターズスイマー、つまり、18歳以上のスイマーのマスターズ水泳大会。


マスターズ水泳大会は全国各地で、それこそ毎週の様に開催されているわけですが、

このCMC新年フェスティバル水泳競技大会は、マスターズ水泳大会では数少ない、「1500m自由形」という、水泳競技のオリンピック種目がプログラムされている、長距離好きスイマーの人には大変人気ある大会です。


で、その「1500m自由形」に出場してきました!


皆にいうと、(1500m自由形)泳ぐの?

と、ちょっとあきれ顔がかえってくるけど、この種目は意外とに「楽」、なんですよ・・・


ま、もっとも、実力以上の力をだそうとすると、当然「辛い」わけなのですが、逆にゆったり泳げば「楽」なわけです。


東京体育館の初級者コースで、ゆっくり長く泳いでいる人たちなら皆出場できるんじゃないでしょうか・・・。


ちなみに、当日、この種目の最高年齢の出場者(女性)は、80歳。

タイムは、46分07秒。


水泳好きなのに、マスターズ水泳大会に出場することを、遠慮しちゃう人をよく見聞きしますが、そんな方々には是非とも見てもらいたいレース(チャレンジ)でした。

タイムが早いとか遅いとかじゃなくて、この日の為に、日ごろいかに練習を積んできたのか、という面では、オリンピックスイマーでさえ、見習う部分があるんじゃないかな?

もっとも、オリンピックスイマーは、比較にならないぐらい練習していますけど・・・。


え、TSの結果?

いや、それはまたいずれかにこのブログで・・・。

2014台湾マスターズ水泳大会参加旅行記その4

~台湾マスターズ水泳大会1日目の続きの続き~
2014/11/01

国内では決して出場しないであろう、50mバタフライに出場した。


台湾マスターズ水泳大会は、2014年より、まさに変革の時代を迎えている。エントリータイムを申告し、それらがプログラムに反映する、日本では当たり前の運営に移行しようとしている。


水泳とは、マスターズ水泳といえども、タイムで順列が決まってしまう、ある意味シビアなスポーツであることに間違いない。


野球や、サッカー、バスケットボールなどの(ゲーム)でもないし、シンクロやスキー、サーフィンの様に(採点式)のスポーツでもない、「100分の1秒単位」で順位が決まってしまう、シビアな(レース)競技。


今回の「日本成人遊泳隊」メンバー4名の出場は、午前で全て終了。

事前にオーダーしていた、弁当をプールサイドで食べた後、一旦大会会場を引き上げることにした。


帰りももちろんタクシーである・・・。

Kさんが再度手配していたタクシーには、ホテルからこの会場まで運転してきた(運ちゃん)が待機していた、なにやら、嬉しそう、である。

ホテルから片道約30分、そしてまた帰りも30分・・・、本日、私達はこの(運ちゃん)の上客であることは、その態度からして間違いないと感じた。


(運ちゃん)のつたない日本語から、私達に、「夜のお遊びはいかがですすか?」・・・

的な、話を切り出したくてしょうがない様子が、(運ちゃん)からの会話の随所に見え隠れしていた。


しかし、私達には女性がいるので、ハッキリと言い出せないような、なんとも歯切れの悪い表現で、(その臭いを嗅ぎ取ってくれ)みたいな話題の提供の仕方をしている。


ところ変われば・・・、都会の台北とは随分違うんだなと思った。

台北だったら、そんなことは一切ない。


我々を上客だと踏んだのであろうか、色仕掛けの店に連れて行き、店から紹介手数料をせしめるつもりでいたのであろう。

しかし、ホテルに着くと同じ頃、チーム唯一の女性が、(これから足つぼマッサージに行きたい)と言い出したことにより、運ちゃんの計画は一瞬にて砕かれることになる。


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一旦ホテルに荷物を置き、すぐさま高雄で最近有名な足つぼマッサージ店、(右脚左脚)へ行ってもらう。


(今夜の紹介手数料収入は、無し・・・)といった、ところだろうか。

少しがっかりとした(運ちゃん)に、TSが直ぐさま朗報を与える。


(マッサージが終えたころに、また迎えに来てほしい)

(一旦、ホテルに戻ってから、また萬丹の大会会場に戻るから・・・)


我々が、足つぼマッサージを受けている約1時間、店の前で動かず、我々を逃すまいと待ち構えていた様は、マッサージ店を出た時に、店の前で出迎えてくれた(運ちゃん)の笑顔と態度で、いとも簡単に想像することができた。


後日、Kさんによると、今日この一日で、運ちゃんは、3~4日分の仕事をすることになるという。

そして、明日から2~3日間は仕事をせず、のんびり過ごすだろうと。(ここが日本と違うところ、だとも・・・)


さて、足つぼマッサージを終え一旦ホテルに戻り、またして大会会場に戻るその訳とは・・・。

マスターズ選手の交流食事会(選手之夜)に参加するためである。



信じられないであろうが、2日間の大会の合間の夜に、宴会が開催され、しかも、参加者は軽く1,000人を超える。


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10人がけの円卓が軽く100以上配列されている。


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(萬丹)郷土料理がふるまわられ、踊れや歌え、乾杯につぐ乾杯の大宴会となった。

参加者は、この宴会を、人脈形成やビジネスとして役立てる為の交流の場、ととらえている様である。

趣味のマスターズ水泳が、己のビジネスと相乗効果をなして持続していく、日本には無い、なんとも羨ましいシステムに思える今日この頃である。

宴会が終わり、明日のマスターズ水泳大会(2日目)に備え、ホテルに戻ることにした。


続く・・・(あ、いや、ちょっと待った)


ところで、ここのところ連日でプログを更新しているが、読者に是非とも協力をお願いしたい。

(ものを売りつけるわけではない)ので、ご安心を。


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(よそしくね!)


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2014台湾マスターズ水泳大会参加旅行記その3


~台湾マスターズ水泳大会1日目の続き~
2014/11/01


高雄圓山大飯店から、Kさんが用意したタクシーに乗り込み、約20分・・・

(あれ、何もないぞ)

視界に広がるのは、やたらと広大な土地と、車をただひたすらに走らせる道だけ。


工場や、ちょっとした商店がちらほら見えてきた頃に、

(もう、そろそろですよ)とKさん。


失礼ながら(こんなところにプールがあるのか)、というタイミングで運動公園と50mプールが出現。

駐車場には、台湾各地からチームがチャーターしたのであろう、大型バスが何台も連ねて整列していた。


受付で、TSのチーム「日本成人遊泳隊」のチーム登録を済ませ、本日メンバーが参加する4種目の確認を行った。

今回は、4名の参加だったので、予め同じ時間帯に出場し、残りの時間は有効に使おうという算段だったのが良かった。


taiwan_master2014

(残念ながら動画ではない、画像なのでクリックしても動かないよ。)

しかし、大会の雰囲気は伝わるであろう、本当は皆さんに動画をお見せしたいところ。

この日、TSは50mバタフライの出場(国内では滅多に出場しない種目)した。


「日本成人遊泳隊」のチームメンバー4名の出場は、午前で全て終了。

事前にオーダーしていた、弁当をプールサイドで食べた後、大会会場を引き取ることにした。

が、しかし、TSの一日はここからが長い。

長い一日は、これから書いていこうと思う。



続く












2014台湾マスターズ水泳大会参加旅行記その2

~台湾マスターズ水泳大会1日目~
2014/11/01

昨夜、遅くにホテルチェックインした私達(台湾マスターズ)は、久しぶりの訪台を改めて喜び合い、軽目のコーヒーで祝杯をあげた。

にもかかわらず、ぐっすりと眠れたのは、たとえ3時間のフライトといってもそれなりに疲れていたからか、高雄圓山代飯店のカフェで差し出されたコーヒーに、カフェインが入っていなかった、からであろう・・・。(疲れていたからに決まっている)


一見ホテルとは思えず、立派に立ちすくむ、今となっては貴重な建築様式の高雄圓山大飯店で朝を迎え、ベランダから(仁王立ちで)外を望む。

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台北の圓山大飯店に比べると、ベランダは狭く眺望も殺風景、多少かび臭くもある、だがやたらと雀か何か鳥のチュンチュンといった声が響き渡り、心をリッチな気分にしてくれる。

高雄に高層ビルが無かった時代には、(海まで見晴らせたんだろうな)などと想いをはせながら、朝食を摂りにレストランへ。

朝食を終え、水泳大会出場の準備をしてホテルエントランスまで行くと・・・


「おはようございます!皆さんお揃いですか?」


声をかけてきたのは、現地で合流したもうひとりの参加者、Kさんである。

Kさんは、一部上場企業で働くエリートサラリーマン、3年程前から台湾に出張で来ており、在台期間中は、台北、台中、高雄に事務所を持つ、台湾企業の社長におさまっている。

我々旅行者レベルの比ではない、台湾のありとあらゆる事に精通し、現地の人たちを指先ひとつで動かせる(動かなければ、中国語と台湾語が流暢に発せられるだけ)、そう、彼こそがほんものの、

(台湾マスター)

なのだ!


実は、ちょっとした縁あって、Kさんもこの3年間、台湾マスターズ水泳大会に参加してくれている。


「タクシーを待たせています、(萬丹まで)30分位かかりますよ!」


昨日までの、重たかった旅行ケースを引きずることはない、ジャージや短パンなどの軽装で、水着を詰め込んだバックを背負い、いよいよ「2014台湾マスターズ水泳大会」会場へ、とばしてもらう。


続く




2014台湾マスターズ水泳大会参加旅行記

~松山空港から、高雄のホテルにチェックイン~
2014/10/31


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(空港にある。ROLEX「労力士」の時計は午後4時30分、到着して間もない)


台湾松山国際空港に到着し、日本円を台湾元に両替、トイレなどすませ、ひと段落してから、今晩宿泊予定の高雄のホテルまで移動することとなる。

今回、台湾の玄関口として利用する松山国際空港は、国内線専用の空港から国際空港にグレードアップしてまだ数年程度、はっきり言って、古く、そして小さい、感じが否めない。

しかし、もうひとつの台北国際空港、「桃園国際空港」とは比べ物にならない程、便利である。

で、何が便利なのかと言うと・・・

松山国際空港を利用した者であれば直ぐわかると思うが、飛行機はほぼ(台北市街のど真ん中に降り立った)かのごとくであり、台北に宿泊するならば、空港からホテルまで約15分(タクシー利用)、という便利さなのだ・・・。


さて、今回のマスターズ水泳大会は、台北から(距離も、雰囲気も)ほど遠い「萬丹」という場所で開催される。

しかし、高雄にも国際空港があるのに、何故わざわざ台北で降り立ち、しかも新幹線を利用してまで、高雄へと移動する旅程をとるのか?


それは、台北には「なじみのお茶やさん」や、「どうしても行きたいレストラン」、「顔をだすと喜ぶ店主のいる指圧店」があり、そこに寄らねば台湾に来た感じがしないから、なのである。



(さて、どうするものか・・・)


悩むのは、(松山国際)空港から(新幹線)台北駅までの移動である。

選択は、次の通り。

1)タクシー
2)MRT(地下鉄)
3)バス
4)徒歩
5)ヒッチハイク


今回は、2名を引率しての大会参加であったので、本来ここは時間節約を考慮し、1)タクシーを選択するのが常識。

で、あったが。

しかし、このご両人は私と同じく台湾マスターズ水泳大会に10回以上も参加してきた、いわば台湾通(台湾マスターズ)。

一応おたずねしてみた・・・


(バスで行ってみよう、面白そうじゃないか)

何とも、である。

郷に入っては郷に従え(意味が違う)なのか、バスにチャレンジしてみたいというのだ。



(おい、今どの辺りだ、駅はまだなのか)

(こんなに混んでいるのに、まだ乗せるのか)

(くっ、身動きできないぞ・・・)


難なく、いや、白状しよう、正直台北のラッシュアワーをなめていた、しかし、私たちはバスで移動した事を決して後悔することはなかった。

久しぶりに訪れたの台北の洗礼を受け、台湾を旅行している実感に、喜びさえ見出せる、そう、私達は、台湾通(台湾マスターズ)なのだ・・・。


無事、新幹線に乗り、新幹線高雄駅(左営駅)から、今度はさすがにタクシーでホテルまで移動、そして到着。

明日の大会に備えて酒も飲まず、早々と就寝をきめこむのであった。



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今回、宿泊した高雄圓山大飯店。

次回につづく









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